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タイル屋のクレームはいっぱいあります。日々の「クレーム」を日記風に綴り、「クレーム」から新しい商品やサービスの有益なヒントを得たいと考えています。「クレームは知恵の宝庫」

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全国のタイルファンの皆様へ

このブログは、下記へ引越ししました。

長谷川タイル工業㈱ブログ



ご近所で、タイル屋さんを探している方はコチラを
クリックしてください。

タイル


タイルについて疑問・質問があればこちらを
クリックしてください。

タイル
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ブログを引っ越します。

いつもクレームブログをご愛読頂き
本当にありがとうございます。


このたび、当ブログを閉鎖して、もうひとつの
私のブログに合体させることにしました。

理由としまして、いくつかのブログで違った内容を
ご提供していくことは、それぞれの内容が薄いものに
なってしまうと、思ったからです。

このブログの読者の皆様には、大変申し訳ないのですが
下記のブログに引っ越しても今まで以上の応援・コメントを
よろしくお願いします。


引越し先は

http://hasegawa-k.blog.eonet.jp/

長谷川タイル工業㈱ブログ

はじめて見たタイル下地



いきなり写真を見ていただきましたが、これが
私が見た初めてのタイル下地です。

鉄骨の建物で、ボードと同様に張っているのですが
表面がコンクリート(みたい)になっています。



このようにビスで止めるのです。


このコンクリートボード?に、弾性接着剤でボーダーを
張ります。


この下地は、調べたところ「デラクリート」と呼ばれています。


詳しくは、コチラ

私自身が初めてだったので、何枚も写真を撮ったり
構造を確認したり、ネットで施工に適しているのか
調べたりしました。


全く、問題ないようですね。


でもある種の感動すら覚えました。こんなものが
出てるんですね。

今週から施工がスタートしますので、途中経過など
後日詳しくお伝えしたいと思います。

タイル屋のクレーム

タイルのクレームは、いっぱいあります。

中には、とんでもないものもあります。



クレームは、私たち業者にとってあまり良い響きでは
ありません。

タイルが落ちた、浮いている、傷がある、いがんでいる
目地が穴開いてる、割れてきた、クラックがある、張り方がわるい
白華してきた、水がたまる、段差がある、滑る、角がとがってる・・・・


たくさんあります。

でも個人的な意見として、クレームは会社を育ててくれる。

きれいごとのように聞こえるかも知れませんが、1つの
クレームで、職人さんの意識が変わったり、技術が向上したり
会社の質があがったり・・

お客さまの声は、神様がもう少し頑張れ!といってくれている
と、私は思っております。



が、クレームの中には、言いがかりや耳を疑うような
モノもあります。



今回のクレームもそんな内容です。


3年前に竣工した、某H邸は、洗面所に400角の
鏡面のタイルを壁に張っています。

この3年間の間にも何度となくクレーム処理に
足を運んでいるのですが、今回は洗面所のかべの
タイルに、「汚れが付いている」という内容です。

はじめて聞いた時、何か汚れをつけてしまって
それを綺麗にしてほしい、という内容だと思いました。



が、


「これは、竣工当時から付いていた汚れだ」


といってきたのです。


現地で、見ても気が付かないような薄い汚れで
そういわれれば、竣工当時からのものかな?とも
思いますが、

このお客さまは、竣工時もとても厳しく
なんども何度も検査を繰り返し、どんな小さい
傷でも補修や張替えをさせられるとても厳しい
お客さまだったのです。

「なぜ?竣工時にあった汚れなら竣工前に言わないんだ??」



私たち業者は、お客さまや工務店があって仕事を頂いて
いるので、竣工して何年経っていても

「ちょっと汚してしまったので、綺麗に直してくれる?」

と、言っていただければ、それぐらいは無償ですぐに
飛んでいって直します。それぐらいお客様を大切に
したいと思っているのです。


クレームは、会社の質を上げてくれるものですが
今回のクレームは、私のモチベーションを極度に
落とすないようでした。


長々と私の愚痴をきいていただき、ありがとうございました。