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タイル屋のクレームはいっぱいあります。日々の「クレーム」を日記風に綴り、「クレーム」から新しい商品やサービスの有益なヒントを得たいと考えています。「クレームは知恵の宝庫」

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世界タイルフォーラム国際会議

いつも情報を活用していただき
ありがとうございます。

前回に続き、タイルフォーラムで私が
興味深く感じた項目について、お話します。

前回は、日本のタイル業界の低迷をよそに
世界では、タイル需要が増えている状況である
と、お伝えしました。

今日は、もうひとつタイルの規格についてお伝えします。

いま日本では、JIS規格というものがあります。
世界にも独自のタイル規格があります。

が、国際会議の場でヨーロッパの国々が主張しているのは
「ISO基準に統一して、世界中のタイルが自由に
ほかの国に、流通できるようにすべきだ。」

と、行っているのです。


特に、アメリカなどは、タイルの吸水率が
0.5%以下となっており、かなり厳しい基準が設けられています。


JIS規格では、3%以下となっているので、大きな
開きがあります。

各国の垣根を低くして、より流通させることが
できれば、もっと色んなタイル需要が可能になる
ということです。


ISO標準か・・・

納得できる気がします。


もうひとつ、さすが「タイル先進国」と
思うような記事が載っていました。

タイルの需要拡大キャンペーンで、大学や専門学校で
タイルのプロを育成するプログラムを作っているそうです。


当社も若手育成に、頭をかかえています。


そのプログラムを是非手に入れたいと思いました。


最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

感謝。感謝。
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世界のタイル業界は増幅している

少し前の話ですが、

第14回世界タイルフォーラム国際会議が、11月に名古屋で開かれました。

もちろん、日本がホスト国です。


私が、特に興味を持った話題が2つあります。


この会議では、タイル振興策や需要拡大のための話し合いが
行われたようです。

で、その中で、は世界のタイル需要は、非常に活発で、タイルは大きく進展
しているそうです。

特に、中国は北京オリンピックに向け、飛びぬけて生産量も多く、
タイル需要は、すさまじく伸びているそうです。

また、イタリアやスペインでは今も盛んにタイルが使われており
煉瓦建築においてもいまだに、技術が進歩し続けているそうです。

、日本ではタイル業界は低迷を続けています。

世界と日本の現代タイルの違いは、一体何なんでしょうか?

今年は、いろいろな建築問題で、確認申請がなかなか降りずに
工事の着工も遅れ、私たちタイル業界も施工時期が大幅に
遅れています。

タイル先進国は、あらゆる振興策やキャンペーンをうち
いろんな場面でタイルを使ってもらえるように努力を
惜しまず、取り組んでいます。

日本では、タイルを外装に多く使って、内装では
ほとんど使われなくなっています。

近代建築におけるタイルの使い方や住宅でのタイルの
使い方など、海外に見習うことが多いと思います。

キャンペーンの打ち方なども是非取り入れてみたいと思います。



次回は、世界のタイル規格について書きたいと思います。


(参考:「タイルの本」より)



今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

感謝。感謝。



タイル屋の愚痴

いつも情報を活用していただき
ありがとうございます。

今日は、個人的な意見を皆さんに
聞いていただきたいと、思います。

今日現在、タイル工事もピークに忙しい
ですよね。でも、最近の現場は、異様に
大変な気がするのは、私だけでしょうか?

このごろ、といっても、ここ2年ぐらいですが
タイル工事が非常にやりにくいと思いませんか?

工期はないし、予算もないし・・・


一番、気に食わないのが、タイル下地が以上に
悪いと思います。

コンクリート躯体は、ひどいし、ハツリは多いし
左官下地は悪いし・・・特に・・・

躯体が悪いので、もちろんハツリが発生して
その後、左官で補修してもらうのですが、最近
直張りが多く、左官屋さんも「補修屋」さんが多く
糸をつったり、定規を当てたりして、モルタルをぬれる
職人さんが少ないと思います。

タイル屋が仕上の「墨」を出して左官屋の段取り
までしてあげないと、なかなか塗ってくれません。

工期がないのに、前工程が進まず、タイル屋の負担が
増え、短期間に大勢の職人さんを導入しないと
現場が収まらない。

そんな現場が多くないですか?


今日は、私個人の愚痴を書きなぐりましたが
皆さんの意見も是非、お聞かせください。

ガソリンとタイル屋

ガソリンが高い!

ガソリンの高騰は、タイル業界にも多大な
影響を与えています。

まず、運賃が軒並みにアップしました。

そして、タイル自体の単価も各社あがっています。



単価を上げるまではいいですが、単価を上げても
売れ続けてくれるといいのですが、どうしても売れない
メーカーも出てきます。

売れないと当然、資金繰りができずに・・・

先日も岐阜県のメーカーが倒産しました。
去年からメーカーもキツイ状況が続いています。

そして次に影響が出るのが我々サブコンです。


年末まで、2ヶ月をきりました。

皆さん、ラストスパートをかけ、共にがんばりましょう!!

あと2年でますます増える外壁大規模改修工事

マンションやテナントビルの大規模改修工事。

 今後、益々工事量が増えると思います。当社でも
外壁補修工事は、年々増え続けています。 

今日は、外壁リフォーム(大規模改修工事)の進め方についてお話します。 

まず第一に現地を確認することです。 

元請から連絡が入ったら現地へ行ってタイルの色や形状を
確認するのです。 大規模改修で一番多いのは、《浮きやクラック部分》の
タイルを張り替える工事です。

10年~15年前のタイルは、まず廃盤になっているはずなので、
色あわせで新たに焼く必要があります。 

通常、大規模改修の場合、200㎡~350㎡ぐらいの張替えが多いと思います。

 メーカーでワンロット300㎡で焼いてくれるので現状の
タイルをはがし、メーカーに送ると見本焼きをしてくれます。 

300㎡以下の場合だと《1式いくら》になるので見積のときに
元請に対して説明が必要だと思います。 


最近見つけたのですが、小ロットでも5万円から
焼いてもらえるメーカーもあるので、参考にしてください。

 補修タイル製作研究所 TileLab (タイルラボ) 

見本焼きには、2週間から20日ぐらいの納期がかかります。 

1度で色が出ればラッキーですが、なかなか出ないのが普通
ですので、さらに2週間・・かかることもありますが、ここは一番
大事なのできちんと色を出していただきましょう。 


次回は、工事の流れについて詳しくお話させて頂きます。