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タイル屋のクレームはいっぱいあります。日々の「クレーム」を日記風に綴り、「クレーム」から新しい商品やサービスの有益なヒントを得たいと考えています。「クレームは知恵の宝庫」

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ワンパックボーイでシミが・・・

リビングやダイニングで床に300角や400角の
大理石を張るおウチが増えてますよね。

今日は大理石のクレームのレポートをお見せします。

コンパネ下地の上に大理石を張る。
仕上がりはとてもきれいですよね。

でも、ご存知ですか?

1ヶ月、3ヶ月すると大理石に斑点のような
シミが出てきて大変なクレームになったことが
ありました。

お客さんは好んで白い大理石を選びます。

ポピュラーなのは、ビアンコカララやアジャックス
で、透明感のある白い大理石です。

もちろん、大理石の場合、撥水材やクリヤコートなど
裏面処理を行ってからボンドで張っていくのですが
どんなに裏面処理をしてもシミが出てしまうことが
あります。


「ワンパックボーイ」です。


ワンパックボーイは脂分が多く、後から大理石の
表面が濡れ色のようにシミが浮き出てくるのです。

ワンパックボーイは大理石には向いていないのですが
やはり1液タイプで弾性に作られているため
コンパネ下地などで使ってしまうのです。


私も使って同じようなクレームを受けたことが
あります。

そのときは、クリーニングや薬品洗浄をいろいろ
試みたのですが、結局すべてめくって張替えを
しなければなりませんでした。

やはり、ワンパックの脂分が表面に出てしまったのです。

ビアンコカララのような大理石には、きちんと
裏面処理を行い、アクの出ないボンドを必ず使うことが
絶対です。

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