タイルの本3月号より
今回は、楽しい!タイルモザイク教室の特集です。
昨年、12月にJR東京駅で開催された、『ぼくにもできる展』
の記事が特集で組まれていました。
『ぼくにもできる展』は、弘済学園の生徒さんによる
作品展です。弘済学園は、知的障害・自閉症児者の療育支援施設で
児童約200人が施設で生活しながら、学習活動などに
取り組んでいるのです。
創作活動の一貫として「タイルモザイク」による
創作が行われています。
その創作活動の1年間の成果を発表する場として
『ぼくにもできる展』が開催されたのです。
そこでは、展示即売も行われていて、大小あわせて
3千点くらいが出品され、その内の8割以上が売れてしまうらしいです。
「タイルの本」には、作品の写真が数々載せられているのですが
きれいなタイルモザイクの壁掛けの写真がずらりと並んでいて
色とりどりの絵が描かれていました。
中でも私が一番素晴らしいと思ったのは、グランドで
動物たちが、サッカーをしている作品でした。
その動物たちには、(たぶん)生徒たちの名前が
書かれていて、活き活きした表情が伺えます。
他にもパンダやコアラ、花の作品や果物の作品もありました。
タイルモザイクは、誰にでも簡単に取り組めます。
さらに、創造性にとんだ高度なテクニックを要する
モノまで幅広く楽しめる要素があります。
この作品展を見たなら、誰もが「私もやってみたいな」
という気持ちになれると思います。
「タイルの本」の最後にも載っていましたが
「業界は、こういうタイルモザイクに取り組む地域の
活動をもっと支援する方法を考えた方いいと思う。」
「タイルモザイク工作キットを創って、贈呈すとか
もっとタイルモザイクを楽しんでもらうために
絵本を贈るとか・・」
そんな活動ができたら本当に素晴らしいですね。
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