土曜日の午後6時、私の携帯電話が鳴った。
「本日の営業は終了しました」私はそう
思いながら電話をとった。
「自分の所の職人は、近隣協定を守らへんのか?」
一瞬にしてその状況が把握できた。
今日の作業は便所の土間下地をして
タイル張り、目地詰めまで完了させたかった
ことや、朝から職人さんに「ハッパ」かけたことも
思い出した。
「すいません。すぐ連絡取ります。」
職人さんに電話をすると「もう終わったし
帰ります」と状況もわかっていたようだった。
最近、どこの現場も作業終了時間が早くなってきています。
近隣協定が一番の原因です。
職人さんにとっては、施工単価が下がっている状況で
時間の制約はお金に直結します。
「残業できひんのがつらいわ」
「最低、6時半ぐらいまでは」
「仕事は5時からやで」
そんな声もよく聞きます。
仕方のないことですが、我々現場管理の
人間でさえ工期は請負は減り、工期は
短縮され、で、生産性は下がる一方で
正直、つらいです。
何かよい方法はないのでしょうか?
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