忍者ブログ

タイル屋のクレームはいっぱいあります。日々の「クレーム」を日記風に綴り、「クレーム」から新しい商品やサービスの有益なヒントを得たいと考えています。「クレームは知恵の宝庫」

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

敵は特建開発室

まさに、メーカーの「特建」にやられました。

「特建」・・・現場が始まる前から施主や設計に
指名してもらい、自分家のタイルを使ってもらう。

よくある話で、これが結構邪魔な存在になったり
します。現場は常に流動的に進んでいるのに
事前に全てを把握しているような振る舞いをする。

先日も某現場で、外壁の100角タイル(いぶし)が
設計指定で入っていて、私も知ったメーカーだったし、
その担当者も何度も合ったことのある人でした。

事前に現場で数量をチェックし、二日前に発注を
かけました。

翌日、「タイルがありません」

担当者が電話をかけてきました。

私:「作ってあるからいつでも出せます。って
   言ってたんちゃうん?」

担当者:「聞いてた数量よりオーバーしてます。」

私:「誰から聞いたん?」

担当者:「設計さんです。」

私:「・・・」

私も不注意でした。メーカーの在庫数を
確認できてなかったのです。設計とメーカーで
話が出来ていたので、当初から数量は変わって
なかったので安心していました。

無責任な担当者と不注意な現場担当者(私)
2人の「アホ」がそろったとき、こんな惨めな
結果が生まれるのです。

結局、足場バラシ二日前にしか、タイルは
焼きあがらず、一日で張って一日で目地を
つめるという離れ業を使うハメになってしま
いました。

やるべき事をやるべきときにしておく。

現場管理の核、基本中の基本です。

私も、もうベテランです。・・言葉が続きません。



人間は「基本」と聞いたらナメてしまうのです。
でも、それが全てのベース、コアなのです。
基本が全てだということなのです。

今回、私は良い勉強をさせていただきました。
これからも頑張ります。




PR
Comment
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする: