いつも情報を活用していただき
ありがとうございます。
今日から当社で起きた、「ドライアウト事件」を
お送りしたいと思います。
では、
「なぜ、ドライアウトは起こるのか?」
それは、張付けセメントを塗った直後に
急激な乾燥を受けると、セメントが粉状で残って
しまうのです。
今回、私の現場でも環境条件は悪かったと思います。
外壁のほとんどが、PC工事だったため、足場のメッシュシートが
荒い網目のネットだったため、風の影響を直接受けていました。
加えて、この現場は、3棟の建物が、「コの字」にたっているのですが
その丁度交わる壁で、「ビル風」のように、風が吹き抜けてくる状況
だったのです。
この環境だけでも充分に、ドライアウト現象が起きやすい状況でした。
ここでの対策としては、我々、サブコンとして、こんなに
風が吹き込む状態ならば、養生ネットを張って、風を止める
対策が必要だったのです。
教訓その1
「風の影響を受けないようにシートを張る」
次回は、施工前の準備についてです。
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