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どこか職人さんはいませんか?
いつになったら職人さんは来てくれるの?
タイルの納期はいつですか?
見積はまだですか?
とまあ、今日も63回も電話がなりました。
だいたい、このようなお怒りの電話を頂戴します。
そうなんです。おかげさまで忙しいのです。
外壁の補修・改修工事だけでも7件が同時に動いてます。
改修だけでも人が足らなくなってきました。
そんな中で、今日も見つけました!
とんでもない施工です。
ホテルのロビーの壁なんですが、輸入ものの400角
タイルが張ってあり、タイルが浮き上がってきたので
改修させていただいたのですが、
タイルをはつってみると、タイルセメントで15ミリぐらいの
ダンゴ張り(点付け)で、張っていました。
タイルも競りあがっていたので、ハツリは非常に
楽でしたが。点付けのセメントまで簡単に取れたので
ビックリしました。
コンクリートの精度もわるく、下地を補修しているのですが
その補修材もドライアウトしてる状態でした。
施工前に必ずホコリを取り除き、ハイフレックスなどで
しっかりと水湿しして、下地は塗らないといけません。
タイルも点付けで張るなら、エポキシ系のボンドで
しっかりと張らないとこういう結果になるのです。
どうしてこんな施工になってしまうのでしょう?
それは、工事中に予算もなく、目先の利益を
追ってしまうのです。
商売ですから利益は一番大事です。が、タイルが
めくれてきたり、落ちたりすると会社の寿命を一瞬にして
ちじめてしまいますよ。
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大事に至らなかったのですが・・・
先日、ショッピングモールの工事をしていたときでした。
タイルの割付で、一番左端の一列を張替えることに
なったのです。
張って、2日ぐらいだったので案外ハツリ安かったのですが
私は、そのハツレかたを見たとき、一瞬寒気を感じました。
ショッピングモールというのは、どこでも予算の厳しい
現場で、この現場も非常に厳しい予算が組まれていま
した。
そのため、私は、最近どこでも使わせていただいている
輸入タイルを提案し、現場のほうでも了解してくれていました。
工法は、モルタル下地の上に、圧着張り工法で施工しました。
以前にもお話させていただきましたが、タイルセメントの性能は
かなり高く、まず通常の作業手順で施工した場合、浮きの心配
がないぐらい、信頼性があります。
この現場でも、きちんと作業手順どおり施工しました。
話を戻しますが、タイルを一列ハツルことになり、はつってみると
結構簡単にタイルがはがれていきました。
が、
貼り付けのタイルセメントが全く、はがれてこなかったのです。
どういう事かというと、タイルとタイルセメントが界面になっているのです。
界面とは、どこで離れたかということです。
今まで、何事も問題もなく、クレームにもなってなかったのですが
輸入タイルは、裏足が日本の製品に比べ少し低いのです。
そして、裏足の形状も違います。
つまり、「浮き」まではいかないものの、「タイルセメントがタイルの
裏足に食い込みにくい」 ということです。
最近は、モルタル下地やコンクリートの直抑えで下地を
つくり、圧着でタイルを張ることが多いので、下地の
伸縮や、クラックが原因でタイルが浮くことが目立ちます。
どうなるかというと・・・
裏足にあまり食いついていないタイルは、下地の伸縮などで
タイルとタイルセメントに界面ができ、そこから浮きや
クラック・ひび割れが出やすくなります。
ショッピングモールで、数百平米もタイルを張っていた
私は、一瞬本当に青ざめたのでした。
「外壁タイルは、全体の2%ぐらいは浮きます。」
ええ?冒頭から飛ばしすぎですね。
でも、真実です。
外壁タイルの浮きには、必ず原因があります。
原因はいくつかありますが、一番多いのは
タイル下地がドライアウト(塗ったときに水分が失われて下地材が
くっついていない)状態になっている。
コンクリートやモルタル(タイル下地)に構造クラックがはいり
タイルを浮かしてしまう。
タイル張りの施工不良。(貼り付け時のたたき不足)
などが、あげられます。
私の経験上、タイルの施工不良で浮いたことは
ほとんどありません。
また、あっても単体で1枚や2枚程度で、落下してもあまり
影響はありません。
(ただし、施工後は必ず打音検査は必要です)
むしろ、下地不良の場合、1箇所で浮く量が50センチ四方や
2メートル四方と多く、1度に落下すると非常に危険です。
下地が浮いて、落下すると当然タイルも落ちます。
タイルの貼り付けセメントの性能もかなり高いので
よほど、たたき不足がない限り浮いたりはしません。
このように、タイル屋以外の原因で浮く場合はどうしようも
ないですが、施工前には必ず、下地チェックをお勧めします。
これは、自分を助けることにもなると思います。
でも、2%ぐらいは浮きますので、今後益々、大規模改修は続きますよ。
マンションの大規模改修は、大流行です。
大規模改修とは、建物の外壁のリニューアルのことで
外壁タイルの浮きや、クラック部分を張り替えたりする
ことです。
最近は、耐震問題などで、建築許可がおりにくいことも
影響して、改修工事やリフォーム工事、大規模改修が
非常に多いです。
私の会社でも今日現在、6物件が同時に進行中です。
中には、物件のほとんどが改修工事という工務店もあり
監督さんが不足しているところもあるぐらいです。
そして、今日、ある一人の監督さんから
「タイルってなんで浮くのですか?」
という質問を受けました。なんとシンプルな質問でしょう。
そんなこともわからないのに、よく監督が務まるなあ・・と
思いましたが・・・・
ちょっとまて!
もしかしたら、こんなシンプルな疑問を持っている人は
案外多いのでは?
と思い、一から十まで丁寧に説明しました。
この話は、少し長くなるので次回、詳しく説明したといと
思います。
次回、
『なぜタイルは浮くのか?』
乞うご期待!!
最近は、クレーム物件が非常に少ないです。
それは良いことなのですが、このブログの趣旨から
記事が書けないということです。
でも、コンシェルジュとして品質を上げていくための
記事はたくさんありますので、今日はそんな記事を
書いていきたいとおもいます。
24日の祭日のことです。
久しぶりに連休がとれて、子供と遊んでいたのですが
ふと、自転車のタイヤの空気が少ないことに気がつきました。
「空気いれ」でエアーを入れたのですが、シューーとまた空気が
抜けてしまうのです。
チューブのくちにある「ムシ」を取り出してみてみようと、取った瞬間
スポッとゴムが抜けてしまって、くちのところにゴムがつまってしまい
ました。
あわてて取ろうとしたのですが、うまく取れませんでした。
すぐに、自転車屋さんにもっていくことにしました。
自転車屋さんに着いて、事情を説明し、早速直してもらいました。
それから自転車屋さんは、ほかの所も点検してくれて、チェーンの
ゆるみや油をさしてくれたり、ハンドルのゆがみを直してくれたり
ライトが曲がっていたので、はずして曲がりをペンチでもどしてくれたり・・
約5分ぐらいで、すべての点検を終わらせ、私が見ても安全に整備して
くれたのがわかりました。
費用は525円でした。
やはり、「もちは餅屋」ですね。整備も完璧ではやい。これなら
半年に1回くらいは、点検整備に来ようかな・・・と思いました。
5分間の点検ですが、それで子供の安全が守られるのです。
私たちも、あてはまることは多くあるのではないでしょうか。