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タイル屋のクレームはいっぱいあります。日々の「クレーム」を日記風に綴り、「クレーム」から新しい商品やサービスの有益なヒントを得たいと考えています。「クレームは知恵の宝庫」

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儲かってないのに安売りをするタイル屋

安売りをしてタイル業界の品格まで落としているタイル屋
が、後を絶ちません。

いくら仕事がないとはいえ、安売りをするタイル屋
が私の周りにもたくさんあります。
仕事量もここ数年、タイルの単価が安いのもあり
外壁等、タイル貼の現場は多くなっています。

にもかかわらず、「安かったら取れる」という
風潮が業界の中に蔓延しています。

なぜでしょう?

材料も運賃もコストは上昇傾向にあり、タイル工事
の工程も短縮され業界全体が深刻な問題に迫られています。

今年の2月には、(社)全国タイル業協会は
「施工単価と早期発注・工期の適正化のお願い」
という書面を各ゼネコンに向けて発信されています。

タイル技能工も減少し、若年層の新規雇用も激減
しています。

あなたの会社は儲かってますか?

儲かってないのになぜ安く請け負ってしまうのでしょう。
私たちはこのタイル業界でもっと儲けてもっと楽しく
仕事をしていかなければなりません。

「なぜ安く請け負ってしまうのでしょう」

これを読んでくださっている方々と一緒に
考えていきたいと思いますので、思っていることや
業界の不満、悩みをコメントしてください。

まとまりのあるタイル業界を全員で作って行きましょう。
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いまさら何を言ってるんですか?

OKって言いましたやん。

現場も工程の山場も過ぎ検査が近づくと
決まって、品質を指摘される。

そんな経験をあなたはしたことがありませんか?

現場がひっくり返っている状況で仕事を
進めると、下地やレベルの悪いところがあっても
「大丈夫、そのまま張って。」

などと担当の監督さんは言ってきます。

それを真に受けて、タイルを張っていくと
検査が近づくにつれ、現場所長や建築部長
が、現場をみて色々指摘してきます。

結局、担当の監督さんも所長の指摘が上ると
「ごめん!直してくれますか?)

おいおい。

となります。これは一番やってはいけないことです。
私は、過去に悲惨なぐらい手痛い思いをしました。

現場の状況やマスター工程ばかり追いかけて
仕事をしているとひどい目にあいます。
マスター工程の遅れは、タイル屋に関係ありません。

やはり、品質が大切です。

下地や、レベルなど前工程の悪いところは
完全に直してもらってから施工しましょう。

どうしてもやって欲しいと言われた場合は
念書や議事録にして書類で残すように
しましょう。サインがもらえれば一番
いいと思います。

自分の仕事に自信とプライドを持って
相手とコミュニケーションをとり、後から
問題になることをその場その場で処理して
仕事にかかるようにしましょう。

謎のタイルマン現る

間はゴールデンウィークに突入し、私の住んでいる
京都市では観光客が押し寄せています。

もちろん、私は仕事をしており明日も仕事です。

クレームらしいクレームも今週は無いと思い
ます。そこで私の自己紹介を兼ねて、なぜ
このブログをはじめたのか?をテーマに今週は
お話したいと思います。

私は学校を出てから15年間この仕事を
経験させていただき、自分でも自信をもって
タイルの知識をアウトプット出来るように
なりました。

ただ、タイル業界・建築業界の競争は年々
厳しく、売上も伸びず・・・

そして私自身のスキルも止まってしまいました。

「このままではダメ」

タイル業界というのは非常に閉鎖的な
部分があり、特に京都という地域は閉鎖的
です。

私はこのブログを通して、色んな地域の
業者さんや職人さんとコミュニティを
作り上げたいと思っています。

ブログの中では、クレーム処理や技術指導や
技術改善、情報の共有を目指した内容で綴って
行きたいと思っています。

あなたのお役に立てる内容を目指していく
よう心がけていきたいです。

それが私自身をスキルアップしていく方法だと
信じています。


長々と最後まで読んでいただき、ありがとう
ございました。

労災って目が覚める思いがします。

少し前の話になります。

夜間工事でタイル工事を行っていたときです。
PM11:00ごろ電話が鳴り、当社の職長から報告
を受けました。

「○○君が怪我して・・」

一瞬、私の血液がシュワーっとした感じがしました。
話を聞いて自分でも少し落ち着いて考えられるように
なったとき

(そや!○○君は保険に入ってるって言ってた)

そう思い出し、少し安心して報告を聞いていま
した。

次の朝、○○君は右手を骨折。全治2ヶ月の診断が
出ました。労災の手続きや事故の報告書、再発防止
対策書などなど書類を山のように処理し、安全書類
をチェックしていました。

「○○君、一人親方の労災特別加入してないやん」

元請の安全担当の人がいい放しました。(うそー!?)
私は瞬間に青ざめてしまいました。

当時当社では、まだ労災や特別加入について書類や
マニュアルが整備できてなかったのです。

(保険入ってるって言ってたやん!)

○○君は「労災」という言葉もあまり知らなかった
ようで、自分が加入している団体の保険(健康保険)
に加入しているという意味だったのです。

私自身、労災保険の書類も提出してなかったので
確認もしていませんでした。

それから本人の加入している「○建労」に電話し
たり、労基(労働基準監督署)へ行ったり本人に
会いに行ったり、元請の本社に呼ばれて怒られ
たり・・・

とにかく大変でした。

一人親方や事業主の方が現場で事故された場合、
労災保険の給付を受けられません。
また、現場での事故の場合、健康保険も適用され
ないのです。

つまり、本人は保険を一切使うことが出来なく
なるのです。(ビックリするような金額が請求
されてきます)



現在は、当社でも安全衛生協議会を毎月第三土曜
に定期的に開き、安全について社員、職長が
集まり、様々な問題を話し合っています。

安全書類も個人別にデータで管理され、労災の
特別加入にはほぼ全員(98.3%)が加入してい
ます。また、会社・職長会で、労災上積み保険に
も入っています。


現場での事故は、本人はもとより、家族や周りの
人に多大な迷惑がかかります。

まだ、未加入の人はいませんか?



日本初!! タイルコンシェルジュ

こんにちは。

私は、日本初のタイルコンシェルジュです。

っと言っても日本で誰も名乗っていないので私が日本初です。
1番というのは何でも気持ちいいもんです。

日本で一番高い山は富士山ですし、日本で1番最初にタイル
コンシェルジュを名乗ったのは私、

「北出 昌浩」です。

私はタイル業界で15年間、工事管理をしてきました。
たくさんのクレームやトラブル、人間関係・・・いろいろ
経験しました。

このブログでは、クレームを日記風に綴り、解決方法や
処理の仕方を読者の皆様にシェアーしていきたいと思っ
ています。

気付いた事やご意見がありましたら、どんどん「コメント」
してください。