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タイル屋のクレームはいっぱいあります。日々の「クレーム」を日記風に綴り、「クレーム」から新しい商品やサービスの有益なヒントを得たいと考えています。「クレームは知恵の宝庫」

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瀬戸物のすばらしさ

昨日、改めて瀬戸物のすばらしさを実感しました。

瀬戸物とは、一般に茶碗や湯のみ、お皿など
陶器でできているものをさします。

実は、昨夜、嫁と喧嘩になり、嫁は怒って
食器を台所に山のように積み上げ、洗い物も
せずに、子供と2階に上がってしまいました。

私は、不満がこみ上げてくるのをグッとこらえ
テレビを見ていましたが、

私がどうも悪かったと冷静に考えれるようになり
嫁の怒りが山積みになった「食器」をみつけ
懺悔のような気持ちで、洗い物をする決意をしました。


普段は、嫁にすべてをまかせっきりの私ですので
この大量の怒り(食器)をみて、毎日の嫁の苦労を
噛みしめながら洗い物を始めました。(普段は食洗機ががんばってくれてます)


茶碗を洗い始めて、ふと・・

「茶碗って、すごく洗いやすい。あ、お皿も・・・」

スポンジに洗剤をつけ、洗い出すとすごくきれいに
洗うことができ、なぜか感動に似た、喜びを感じました。

私もたまに残業や何かで、夜が遅くなるときがあります。

そのときは、自分で弁当箱を洗うのですが、弁当箱は
すべてがプラスチックでできているので、とても洗い
にくく、ヌルヌル感が残ってしまいます。


でも、瀬戸物は違いました。

洗剤をつけたスポンジでごしごしやると、ツルツルして
とてもきれいに洗えた感じが伝わってきました。

「やっぱり瀬戸物はすばらしい。陶器ってやっぱりいいな」

と、感心しながらひとりで、洗い物を完了させました。

私もタイルを扱うひとりとして、改めて陶器の味を
実感できました。


追伸。

朝、嫁が起きてきて、怒りの山積みが消えているのを
みたと思いますが、無言でした。
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タイル工事の荒波と私





いつも情報を活用していただき
ありがとうございます。

いきなり繁忙期の谷間に襲われました。

3月の中ごろまでは、ノンストップでタイル工事が
続き、外注の応援を呼ばないと現場に迷惑をかけて
しまう。と、考えてたのに・・・

いきなり職人さんが・・・

タイル工事の前工程がなかなか進まずに、ハツリ工事
左官工事が、遅れてきているのです。

ここで、工事の谷間になるということは、
来週、それも後半に、とんでもなくクレージーな
展開が訪れてきそうな予感がします。

とにかく毎日、各現場を回り、前工程の「ロス」が
ないか見て回り、当社の工程、全現場の進行状況と
にらめっこしています。

毎年、同じような経験をさせられるので、次の
パターンも読めてきました。

この仕事量の「浮き沈み」がなければ、ほんとに
楽になるのですが・・・


いつも最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

感謝。感謝。


ご興味のある方は、一度ご覧になってください。
タイル専用ポータルサイトが、ご覧いただけます。
【タイル.COM】 Ninja Blog AXS

スーパーゼネコンの安全研修と嫁






スーパーゼネコンの安全研修会に参加
してきました。

この日のテーマは、「指差喚呼(ゆびさしかんこ)」

2500人の作業員にアンケートを実施、指差喚呼を
行っているか?という調査を行った結果をデータつき
で、解説していただきました。

さすがにスーパーゼネコンの作業員は、87%の方が
「はい」と答えている。

この数字は、微妙な気がしますが、私が注目したのは、
残りの「できていない」という人たち。

「なぜ、できないのか?」

という質問に、恥ずかしいから。みんながやってないから。
という答えでした。

これは、正直な回答だと思います。

私も現場で、独り言のように、「足元よし!」
「頭上よし!」とか、なかなか言えません。
ものすごく、恥ずかしい気持ちになります。

でも、周りのすべての作業員の人が、大きな声で

「左右確認よし!!」

と、大きな声で安全を確認していたらどうでしょうか?
きっと、私もやってみよう。やらなければ。という
気持ちになると思います。

現場が一体となって、現場の雰囲気が一体となっていれば
自然に声が出てきそうですよね。

もうひとつ、最後のデータに、


「現場で誰とも気安く話をできない人が11%いる。」


という結果でした。

作業員の10人に1人が現場で無口に黙々と、
作業しているということです。

誰にも相談できずに、作業を進めて、その結果
災害につながる、というケースもよくあるとの
説明も受けました。

ゼネコンでは、現場のコミュニケーションが
非常に大切だとし、まずは、現場での挨拶からはじめ、
お互いの「一声かけ」を強化していきたい。と話を
されていました。


全く、賛成ですね。


PS

研修を聞いてるあいだに、ふと気づいたんですが
私の嫁は、間違いなく毎日、「指差喚呼」を
行っていると思います。

出かける前には、必ず、

「ガスよし」
「電気よし」
「ヒーターよし」
「かぎよし」


と、声を出して確認していました。



いつも最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

感謝。感謝。

はるかべ工法 最終回

いつも情報をご活用していただき
ありがとうございます。

はるかべ工法の報告書の結果が
手に入りましたので、皆様にもおしらせ
いたします。

(はじめてみた人は、前々前回の記事を見てください。)


INAXも現場へ行き、引張試験と打音検査を
行い、その結果と解説(回答)が出ました。

まず、引張強度は0.4kgf/m㎡はクリアされていました。
ただし、張り替えた部分での検査です。

はるかべ工法の場合、0.2KでOKみたいです。

そして、打音の検査ですが、張り替えた部分は
改良圧着の要領で張り直しているので、ワンパック
ボンドの鈍い音がしたそうです。


ここまでは納得できる結果だと思います。

しかし、全体に、浮いたような音が出るのは
まだ残っていたそうです。

それに対してのINAXの回答としては、


「はるかべ工法の場合、タイルの裏面のボンドの
充填率は、20%程度でも良いので、多少、浮いた
音が出ていても問題ありません。」

という事だそうです。


苦しい言い訳のような気がしますが、メーカー
としては、そういう言い方しかできなかったのだろうと
思います。

仮に原因を突き止めてしまうと、施工の責任が
そのタイル屋さんに及ぶ可能性もあるので
どうしてもあいまいな答えになったのだろうと
思います。

私の経験でもたくさんありました。
(若干、施工に不安があるときはドキドキです。)


最終、メーカーも行って、無事工事完了になった
そうです。

施工としては、問題はないが、メーカーとして
剥離の補償はできない。といったそうです。

監督さんは、「なんか、だまされたような気がするわ。」
といってましたが、私もなんとも言えませんでした。



^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


今回の件で、私もいろいろ勉強させていただきました。

今後、外壁もはるかべ工法みたいな施工が、どんどん
増えてくると思います。

私たちが、まず気をつけないといけないのは、

1、下地の精度。下地は金ゴテで、きれいに補修
  してもらう。

もう、すべてはこれ。これに限ると思います。
下地の不陸がなかったら、ボンド張りは楽な
もんです。

これで、97%問題が解決すると思います。

2、オープンタイム。

はる壁で気をつけたいのは、オープンタイムです。
外壁にモザイクを張る感覚でやると、命取りに
なります。


はるかべ工法も実績がまだまだ浅いので、私も
不安というか、ん~という部分があります。

まだまだ勉強することは、たくさんあります。


いつも最後まで読んでいただき
ありがとうございます。


感謝。感謝。

タイルの本

いつも情報法を活用していただき
ありがとうございます。

「タイルの本」が創刊されましたね。

いままでの「月刊タイル」が廃刊になり
新たに「タイルの本」が発刊されたみたいです。

年間購読料4800円です。(安)


別に広告してるわけでもないのですが、私も
タイル業界人として、どんどん盛り上げて
欲しいと思います。

その「タイルの本」を開けてみると煉瓦特集?

と、思うぐらい真っ先に目に飛び込んで
きたのが、東京湾に浮かぶ「猿島」の写真。

煉瓦構造物の宝庫!!

いつみても煉瓦はきれいですね。

私もいつか、煉瓦造りの家に住むのが
夢です。


「INAXライブミュージアム」の記事や
モザイクタイルの記事が載っていました。


やっぱり、モザイクタイルは流行りですね。


これからもタイルのきれいな写真をいっぱい
載せて、夢のある記事をいっぱい書いて欲しいです。

年間購読どうですか?